自動運転システムの実装を検討してみます
自動運転システムは今後、多くの製品に採用される事になると思われます。
そこで、オープンソースなどを利用して、自社の製品に実装できないか検討をする事も多々あるかと思います。
オープンソース
自動運転ソフトウェア:Autoware
AutowareはLinuxとROSをベースとした自動運転システム用オープンソースソフトウェアです。名古屋大学、長崎大学、産総研による共同成果の一部として、自動運転の研究開発用途に無償で公開します。レーザレーダ、カメラ、GNSSなどの環境センサを利用して、自車位置や周囲物体を認識しながら、カーナビから与えられたルート上を自律走行できます。
基本機能
- 基本機能
- 3次元自己位置推定
- 3次元地図生成
- ナビアプリ
- 経路生成
- 経路追従(0~60km/h)
- 交差点右左折/一旦停止
- 自動停止
- 自動駐車
- 車両認識
- 歩行者認識
- レーン認識
- 標識認識
- 路上サイン認識
- 信号認識
- 移動体追跡
- レーンチェンジ
構成・特徴
- ZMP社のロボカー製品を車両として利用可能
- アイサンテクノロジー社の高精度3次元地図を利用可能
- 測位衛星技術社、Javad社のGNSS測位機を利用可能
- 北陽電機社、Velodyne社の3次元スキャナを利用可能
- インクリメントP社のAndroid端末用ナビアプリを利用可能
- インテル社のチップほか,Linuxが稼働する環境で利用可能
- NVIDIA社のGPGPU技術(GeForce, Tegra)を利用可能
- イーソル社の車載向け組込みシステムに対応
- インターネット上のデータベース接続などもサポート
機能的に先行しているように思いますね。
システムIC
ADAS(Advanced Driver Assistance System:先進運転支援システム)」ソリューション
ルネサスは、車載情報機器向けSoC(システムLSI)「R-Car」を取り組んでいます。
画像認識ライブラリはオープンソースの画像認識パッケージである「OpenCV」にも対応。
これらのソリューションを活用して、効率を最大限に高めた、「R-Car V2H」を用いたソフトウェア開発が可能だ。
としてますね。