Aras Innovator インストール(その2)
はじめに
本稿は、Aras Innovatorインストール(その1)の続編です。前編では、インストール前に必要な以下の環境を準備しました。
- IISサーバー(Webサーバー)
- SQL Server
- ライセンスキー
の準備が整ったところで、再度インストールをしていきます。
インストーラーの実行(その2)
「innovatorsetup.msi」 インストーラーを起動します。
「次へ」を押すとインストールに必要な条件が表示されます。 同意画面は割愛してます。
やっと次へに行けます。
インストール先のフォルダはデフォルトのまま、次へ進みます。
セットアップタイプでの選択では、デフォルトでカスタムになっていました。
カスタムは「製品をよくご存知のユーザーにお勧めします。」と書いてありますの、初めて評価するため完全インストールをしたいと思います。
「完全」を選択して次へ進みます。
Agent Server のホスト名ポート番号、フォルダの設定はデフォルトのまま次へ進みます。
http://localhost:8734/ArasInnovatorAgent
アプリケーションサーバーのURLの設定もデフォルトのまま次へ進みます。
http://localhost/InnovatorServer/Server/InnovatorServer.aspx
ライセンスキーの入力画面になりました。
メールで通知されたライセンスキーの「<License」で始まり「/>」で終わる文字列をコピーして貼り付けます。
デフォルトで表示されている文字列は消して上書きして、次へ進みます。
Webエイリアスもデフォルトのまま次へ進みます。
SMTP (メール送信) サーバーの設定画面が表示されました。
IISの設定もしてありますし、後から変更可能なのかと思いますので、デフォルトのまま次へ進みます。
インストール言語の選択画面が表示されました。日本語にチェックを入れて次へ進みます。
Vaultサーバの構成設定画面が表示されました。デフォルトのまま次へ進みます。
コンバージョンサーバーの構成設定画面が表示されました。デフォルトのまま次へ進みます。
データーベース設定画面が表示されました。接続方法の
- カレントユーザーによるWindows認証
- 次のログインIDおよびパスワードによるSQL Server認証
のどちらかを選択して、「テスト接続」ボタンで接続が成功すると、データーベースログインオプション以下の入力フォームがイネーブルになります。
「データーベースを構成」ボタンが色濃く表示され、操作を促している感じがしますので、押してみます。
必要な処理だと思いますので「はい」で次に進みます。
掛かるようです。気長に待ちます。
次へボタンがイネーブルになりました。次に進みます。
「インストール」を進めます。やっとここまで来たかという感じです。
インストールが開始しました。あとは何事もなく完了することを祈りながら待ちます。
無事インストールが完了しました。
Aras Innovator 2023を導入していますが、データベース設定の「テスト接続」で次のメッセージが表示されて「データベースを構成」ができません。解決策を教えてください。
メッセージ:[Microsoft][ODBC Driver 18 for SQL Server]SSL Provider:信頼されていない機関によって証明書チェーンが発行されました。
環境は次です
Windows11/.Net Core Runtime 6.0.6/SQL Server 2019 Express/SQL Server Management Studio 19/Aras Innovator 2023
以下の記事を参考にしてみてはどうでしょうか。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/troubleshoot/sql/database-engine/connect/certificate-chain-not-trusted?ranMID=43674&ranEAID=FE4O7wtxe6g&ranSiteID=FE4O7wtxe6g-zHfOYsELgYhWnes5QolD9Q&epi=FE4O7wtxe6g-zHfOYsELgYhWnes5QolD9Q&irgwc=1&OCID=AIDcmm549zy227_aff_7795_1243925&tduid=(ir__dzpra61yzokf6wtnyidskzom9f2x9aqjubgbwy3t00)(7795)(1243925)(FE4O7wtxe6g-zHfOYsELgYhWnes5QolD9Q)()&irclickid=_dzpra61yzokf6wtnyidskzom9f2x9aqjubgbwy3t00&tabs=ole-db-driver-19
接続文字列にを追加 ;TrustServerCertificate=true
でもいけるかも