対象面積の調査

里山古民家再生プロジェクトの対象地区の面積がなかなか把握できていなかったのですが、区長様による樹木伐採により全容が見えてきました。
Google Mapでその面積の概算を調べてみました。

約1250坪ぐらいは有りそうな事がわかりました。
これだけの面積の荒廃した土地を一人で復興するとなると気が遠くなるようにも思えますが、これも何かの縁ですのでしっかりと対処していきたいと思います。

目下の最大の課題について

なんと言っても母屋が半壊状態にあり、これを修復するのが最大の課題です。気が遠くなる思いです。

写真ではわかりづらいのですが、北側の屋根が半分落ち、中から樹木が成長しています。
周囲の樹木も成長しており、これらの伐採は不可欠と思われます。
半壊の理由については、敷地内に流れる用水路から水が漏れて、母屋の地下を通って流れており、その湿気が原因で構造物を痛める引き金になっていたと思われます。
2017年11月頃に上流を補修工事して地下への流水は止めたものの、完璧には難しいと思われ、地下流水が発生しても屋内に湿気が漏れないような基礎工事が必要と思われます。

竹藪について

尼巌山(あまかざりやま)の山裾側に竹藪が群生しています。

竹藪は放置すると数年で生息地域を拡大していきます。ここは石垣がしっかり組まれている場所のようですが、現状は無管理の竹林になっており地域の方も困っているとの事です。
以前は人が通れる状態だったと思われます。
この土地に生息している竹は、淡竹(ハチク)と女竹(メダケ)の二種類と思われます。
今後、この竹の利用法を調査しながら検討していきたいと思います。

足場に竹を利用する

家屋の修復工事には足場が不可欠です。
現在の日本では、足場用の単管パイプを利用するのが常識となっています。
しかし、単管パイプが存在しない中世においては、足場に木材か竹を利用していたと思いますので、今回は竹を使った足場作りに挑戦したいと思います。
香港では高層ビルの足場にも竹が利用されているので、不可能な話では無いと思います。
単管パイプを用意しての足場作りは、それなりの費用も掛かりますし、工事が長期になる事が予測されるため、単管足場のレンタルも避けたいところです。
竹の足場であれば、「その場にある物を利用して自ら手で」の理念にも合致します。
竹の利用技術を習得すれば、里山の荒廃も防げますし、コストも抑えられプロジェクトの継続性が高まります。
という事で、竹の利用技術について、研究していきたいと思います。